【産後1日目~退院】ママになったと感じる日々

体験談

我が子がこの世に生まれた瞬間、私はママになりました。

帝王切開だったこと、出産予定日より前の出産だったこと、私の血圧が高いことがあり、出産したその日から母子同室にはなりませんでした。

私の出産した産院では、産後すぐに母子同室になるのですが、産後我が子は少しの間「保育器」の中で過ごすことになり、産後3日目から、母子同室となりました。

産後初めて我が子に会った時

保育器の中に入っていたといっても、ずっと入っていたわけではなく産後2日目までは少しの間一緒に過ごす時間がありました。

助産師さんが部屋につ連れてきてくれて、おむつを替えたり抱っこする時間がとても待ち遠しかったのを覚えています。

赤ちゃんは本当に小さくて、何かあったらどうしようと怖くて仕方ありませんでした。

とにかく、なんとしてでもこの小さな命を守ろうと思いました。

初めてのおむつ替えは…うんちにびっくり

私は元々子供が大好きで、よくおむつ替えをしていたのでおむつ替えはそんなに大変ではありませんでした。

ただびっくりしたのは、うんちの色と形状です。

べたべたした粘着質の黒っぽいものでした。

びっくりして助産師さんに聞いたのですが、産まれたばかりの赤ちゃんは「胎便」といううんちをするそうで、羊水などが含まれているそうです。

生まれたばかりの赤ちゃんのおむつ替えをしたことはなかったので、とにかくびっくりしました。

初めての沐浴・初めての授乳

私の血圧も安定し、我が子もたくさんミルクを飲んでいたので、授乳指導と沐浴指導がありました。

沐浴は以前もやったことがあり、我が子も気持ちよさそうに入っていたので、問題なく終わりました。

問題は、授乳でした…!

最初から、授乳がうまくいく人もいると思いますが、私は母乳は出たもののそんなに出がいい方ではなく、赤ちゃんも吸うのがうまくありませんでした。

助産師さんからは「焦らないでも大丈夫よ」と声をかけてもらったので気が楽になりました。

初めておっぱいを吸ってくれたときすごく感動しました。

母乳でもミルクでも、飲んでいる姿がたまらなくかわいくてとても愛おしくて仕方ありませんでした。

初めての搾乳は…痛くてたまらない

授乳がうまくいかなくても母乳は出ていたので、助産師さんが搾乳した方がいいと判断して搾乳することに。

とにかくベテラン助産師さんがぎゅーーーーと絞り出すようにやるもんだから痛くて仕方ありませんでした。

授乳がうまくできるまでは定期的に搾乳して、搾乳した母乳を飲ませることに。

ただ自分だと手加減してしまってあまり出なかったので、毎回助産師さんが手伝ってくれました。

待ちに待った初めての母子同室

産後3日目から母子同室になりました。

前日に助産師さんから、「明日から同室できるかもしれない」と聞いていたので、前日たっぷり睡眠をとって母子同室に備えました。

はじめて我が子と一晩一緒に過ごせる日が来たのです!

初めての母子同室は、ドキドキで助産師さんからは「新生児室で預かるから、無理しないでね」と言ってもらい少し気が楽になりました。

新生児は3時間毎に授乳があり、ちゃんと起きていなきゃという使命感と、我が子のことが気になって気になって仕方なくて眠れませんでした。

朝5時になって、眠気に襲われて助産師さんに預かってもらい3時間だけ寝ました。

気になって気になって仕方ない…ちょこちょこ新生児室に行く

出産した産院では、赤ちゃんは午後から母子同室、翌朝、新生児室へ行き午前中は検査などのため新生児室で過ごすことになっていました。

希望すれば午後も預かってくれました。

ミルクは飲めているのか、ちゃんと寝ているか、健康なのか…などなど、気になって仕方ありませんでした。

私は我が子が気になって、顔を見たくて、しょっちゅう新生児室に足を運んでいました。

退院後、第2子を出産したママ達が「入院中だけは自分の時間を満喫する」と話していた理由を知ることになります。

私ももう少し甘えておばよかったと…。

日々、ママになったと実感していく

とにかく入院中、目の前にいるかわいくて愛しい小さな我が子の命を守らなくては…!と精一杯でした。

すべてが初めてのことで、とにかくいっぱいいっぱい。

でもママは私、不安になってもこの子のことは親の私が責任を持たなくちゃと、自分がママになったのを改めて実感する日々でした。

「家に帰ってから大丈夫かな」と不安でしたが、退院の日、助産師さんが「何かわからないこととかあったらすぐに電話してくださいね」と言ってくれたので、安心したことを覚えています。

頼れる人、場所があるというのは心強いです。

でもまだこの時は、「ママになった」というふわっとした気持だったと思います。

自宅に帰ってからは、日中2人きり、ここからどんどんママになったという実感と責任感が増していきました。

本記事の内容は、筆者の体験によるものです。

1人のママの1つの意見として、参考までにお願いいたします。

すべての状況、すべての方に当てはまるものではありません。

必要に応じて、専門機関に相談する、医師の判断を仰ぐなど、ご自身の責任と判断によって適切な対応をお願いいたします。

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