私の出産は、予定では、家で陣痛をゆっくり待って、陣痛がきたら入院するというシュミレーションは万全だったのですが…。
突然出産まで入院となり、誘発剤を使っての出産となることとなりました。
ある意味病院に入院しているので、自宅にいるよりは安心でした。
そんなある日のこと…
緊急帝王切開になった話
入院中、私はどんな出産になるかドキドキ。
促進剤を打って、陣痛が来て、自然分娩での予定のはずが。。。
入院中のある日、臨月なので週1で検診がありました。
朝呼ばれて、診察室に行くと先生の険しい顔。
「もうお母さんの体持たないよ。これから手術しよう。体に傷が残っちゃうけど、いいよね」
ん?んんん?
そんなこんなで緊急帝王切開になったのでした。
出産は1時間後
先生の指示で助産師さんが夫に電話。
ちょうど休みの日だったので、すぐに病院に駆けつけてきてくれました。
2人で先生の説明を聞いて、手術同意書にサイン。
血圧が全く下がらなかったので、このままだと母体が危険だと判断したとのこと。
1時間後に手術しますと言われ、内診グリグリ(痛かった!)からの出血からの点滴とめまぐるしく、ドキドキしてる暇もありませんでした。
全身むくんでいた私の体は、点滴が全く入らず、助産師さん5人目でやっと成功!
そして全裸になり、手術室へ!!!!
あっという間に感動の我が子との対面
手術室に入り、まず麻酔を背中に打たれました。
麻酔は全く痛みを感じることなく、あっという間に下半身の感覚がなくなったのを覚えています。
それから10分か、15分か経った頃、10ヶ月私のおなかの中にいた我が子に対面しました!
私は普段めがねをかけていて、めがねがないと何も見えないのですが、「赤ちゃんを見るまではいいよ」とめがねをかけさせてくれていました。
我が子に会えた喜びは今でも忘れません。
自然と涙があふれ、止まりませんでした。
一目見て、めがねを外され、赤ちゃんは助産師さんが状態を確認するために別の部屋へ。
予定日より3週間早い出産となったため、少し赤ちゃんは小さめでした。
産まれるまではすごく早かったけど、その後(子宮や傷口を縫ったり)は我が子のことが気になって気になって、すごく長く感じました。
術後の痛みに苦しむ
手術が終わり回復室で少し休んで、やっとこのとき、我が子を腕に抱くことができました。
そこからが大変!
麻酔が切れ、痛み止めを入れてもらいました。
手術室と回復室は2階だったのですが、点滴棒を押しながらの3階の個室へ歩いて移動、、、
正直嘘でしょ?と思うくらい傷が痛い痛い。
前屈みになって、よちよち歩きで移動しました(笑)
痛み止めください!
それから3日くらいは地獄でした・・・
悪露は出てるし、傷は痛いし。
痛みに弱い私は、「痛み止めください!」と助産師さんにおねだり状態。
少しガマンした方がいいという人もいましたが、優しい助産師さんが巡回を来た時を狙っておねだり(笑)
咳をしても、くしゃみをしても、咳払いをしても鼻をかんでもとにかく痛い。
常に前屈みで生活していました(笑)
帝王切開での出産
私の周りには結構、帝王切開で出産した友達が多いです。
逆子だったり、双子ちゃん、などなど。
帝王切開で第1子を出産した私ですが、以下のことを先生から言われました。
- 次(第2子、第3子)の出産も帝王切開になる可能性が高い。
- もし第2子を考えているなら、1年間は妊娠しないようにする。(子宮を切開しているため)
帝王切開の出産の次の出産を自然分娩ですることは可能な様ですが、自然分娩で受け入れてくれる産院はごくわずかな様です。(今現在)
私の通っていた産院では産後1年は妊娠しないように、とのことでしたが、友達の出産した産院では2年と言われたそうなので病院によってなのかもしれないですね。
実際、産後に助産師さんに聞いた話ですが、帝王切開での出産後1年未満でも妊娠する方も結構いるようなのですが、危険を伴うのでなるべく控えるように言われました。
出産は命がけなんです!
帝王切開でも、自然分娩でも出産は命をかけてするもの。
私は、陣痛の辛さや出産の痛み、会陰切開の痛みはわかりません。
でも帝王切開後のお腹の傷口の痛みは知っているし、お腹に残る傷があります。
帝王切開でも自然分娩でも出産するということは大変なことなんです!
そして産後、「お母さん」の始まりです。
本記事の内容は、筆者の体験によるものです。
1人のママの1つの意見として、参考までにお願いいたします。
すべての状況、すべての方に当てはまるものではありません。
必要に応じて、専門機関に相談する、医師の判断を仰ぐなど、ご自身の責任と判断によって適切な対応をお願いいたします。