初めての育児は極限状態

体験談

ママは妊娠しておなかの中で赤ちゃんを育てているときに、「ママになる準備」をしています。

だけど、いざ育児をすると初めてのことだらけ、予想できないことだらけで毎日がバタバタ。

私はとにかく、産後3か月が身体的にも精神的にもすごく辛かったです。

なんで赤ちゃんが泣いているのか分からず、何をしてもダメ…一緒に2人で泣いたことを覚えています。

赤ちゃんと2人で家の中で過ごしていることに、すごく孤独感も感じていました。

今もいっぱいいっぱいですが、あの頃は特に精神的にきつかったです。

とにかく、イライラ状態

わが子は愛しくてどうしようもないくらいかわいい、だけど、自分の精神状態が追い付かない状態でした。

私は元々の性格もあり、わが子の泣き声が聞こえると「早くなんとかしてあげなくちゃ」と焦ってイライラしていました。

おなかすいた?おむつが汚れた?眠いの?抱っこ?

なんで泣いているかわからない、何をしても泣き止まない、、、どうしたらいいの?の繰り返し。

ついには涙が出てきて、どうしようもない状態になりました。

赤ちゃんは泣くのが仕事というけれど…

赤ちゃんは言葉を話せない分、何かを知らせるために泣くといいます。

親なんかは、「赤ちゃんは泣くのが仕事」なんて言ってましたけど、そんな一言じゃ済ませない!

「とにかくどうにかしなくちゃ」の一心でした。

イライラの原因は?

今考えると、イライラの原因は泣き声で焦っているだけではなかったと思います。

思いつくのことはいくつかありますが、あくまでも自分の分析です。

常に寝不足状態

1日中授乳は私がしていて、3時間ごとの授乳で、夜中まとまって眠れない生活でした。

寝不足は、イライラしてしまう原因です。

夫は泣き声で起きることがない人だったので、仕方なかったですが、「たまには変わってくれればいいのに…」という気持ちもあって、余計イライラしていたのだと思います。

小さな命を守る責任感と、たくさんの心配事

産後、初めて見たわが子は小さく、「この小さな命を私が守らなくちゃ!」という使命感でいっぱいでした。

その使命感がどんどん私を苦しめ、心配なことがあると焦ってしまって、どうしようもなくイライラしました。

私がどうにかしなきゃ、でもどうしたらいいのかわからない、というもどかしさがすごくあっと思います。

自分の思い通りに行動できないもどかしさ

妊娠前は、自分の時間を好きに使って、自分の思うとおりに行動していました。

「今まではできたのに」というもどかしさからイライラ。

私はママに向いてないのでは?とさえ思いました。

これが一番の原因ではないかと思っています。

育児は両親2人でやるもの!

今は、男性も育児休暇をとれる制度があります。

育児休暇を取らないにしても、おむつ替えやお風呂、授乳などできることはどんどんやってほしいですよね。

母親だけがやらなくてはいけないわけじゃない。

パパも赤ちゃんの親だから、少しでもいいから手伝ってくれると気持ちが少しでも楽になります。

私の夫は口数が多い方ではないから、口には出さないけど、すんなりやってくれてすごく助かりました。

夫が帰ってくる時間をカウントダウン、夫の休みを指折り数える毎日…

毎日、あと何時間で夫が帰ってくるから、と時計を常に確認したり、今日は〇曜日だから、あと何日乗り切れば…とか考える毎日でした。

夜間の授乳は私がやっていましたが、他のことは積極的に育児に参加している夫の存在が大きかったです。

夫が休みの日は、赤ちゃんを見てくれて私を寝かせてくれていました。

帰ってきたら一日あったことを話したり、おむつ替えや授乳もしてくれていました。

1人だと辛かったけど、夫がいると少しは心に余裕が持てました。

産後ケアで心をリフレッシュ

夫に話はしていましたが、やっぱり男性なので私の気持ちを理解しようとはしてくれていたけど、ママの気持ちはどうしてもわからなかったみたいです。

私が一番救われたのは、地域の産後ケアでした。

「ママ、頑張ってるね」

人気でなかなか予約が取れなかったけど、行って看護師さんにわからないことを聞いたり、話を聞いてもらえるだけですごく気持ちが楽になりました。

「ママ、本当頑張ってるね」とか「すごくちゃんとやってるね」っていう言葉をたくさんかけてもらって、不安なことも「あ、私間違ってなかったんだ」って思えました。

心から「頑張ろう!」って思えて、育児の活力になりました。

同じ月齢のママと話して安心

産後ケアでは、同じ月齢か近い月齢のママと一緒になって、話をしたりしました。

「あ、悩んでるのって私だけじゃなかったんだ…」と安心しました。

月齢が同じだと、心配なことや悩みが一緒だったりするので、情報交換ができて勉強になったし、すごく楽しい時間を過ごすことができました。

産後ケアに行くと、心をリフレッシュすることができました。

絶対に1人で抱え込まない!

私は、ママ友もいないし、両親や親せきは近くにいない状態での子育てだったので、地域の産後ケアに救われました。

話を聞いてもらうだけでも、全然違います。

今、地域も産後ケアに力を入れているところが多くあるので、夫や両親に頼れないときはそういうところをたくさん頼ってください。

心から、こういう機会がたくさんあったらいいな、と思いました。

私みたいに、心がリフレッシュされるかもしれませんよ。

本記事の内容は、筆者の体験によるものです。

1人のママの1つの意見として、参考までにお願いいたします。

すべての状況、すべての方に当てはまるものではありません。

必要に応じて、専門機関に相談する、医師の判断を仰ぐなど、ご自身の責任と判断によって適切な対応をお願いいたします。

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